100円SDカードリーダの考察鯛焼き風のもの

2010年02月16日

100円USBハブの改造

  だいぶ前だけど、会社が潰れた頃にトップページにマスダさんの画像がある神田消防署近くのグッドメディアで買いました(思わず「会社」の部分にもリンク入れそうになったぜw

01 2ポートUSBハブ
  ご覧の通り、1ポートが2倍の2ポートになる優れもの!っつーか、1ポートしか増えてないし…スケスケ筐体、見ればコネクタを実装できる雰囲気。

02 コネクタが実装されていないだけ
  ケースをこじ開け、基板をよく見るとコネクタのみ実装されていないだけで、USB回路上の抵抗は実装されています。というわけで、秋月USBコネクタを買ってくるのでした。

04 ただ挿した状況
  おー、入る入るw、いや、マテ…

03 ケミコンの高さでいっぱい
  あっ。高さが全然納まらなくねえか?ケミコンを超えてはダメっぽい。

12 USBコネクタアップ
  よく見たら、半田面に1mm程度オフセットして高さを抑えた形状のコネクタだった。

  改造が面倒だったので放置していたのだけど、間違えて最近発掘してしまい、机の上にあるのが邪魔だったので改造を終わらせました。


ということで、改造編です。

05 コネクタ加工
  コネクタはシールドケースの奥の部分と足を撤去、白いプラの部分をカッター等を駆使して削り取って(この作業、かなり大変な上に、結果的には省いても問題なし)、ピンを折損に注意しながらL字に折り曲げます。

06 基板加工
  この状態でUSBコネクタを基板に取り付けると、結構鋭利なコネクタ先端部がケースから飛び出てしまいます。取り付け位置を後ろにずらすために、基板をPカッターでコネクタピンのランドぎりぎりの位置で切断します。ランド周囲のグラウンドパターンは、ショートしないように削り取ります。

08 取り付け
  USBコネクタを実装します。一度にハンダ付けずに、内側のピンを仮止めして方向合わせをしつつ、ハンダ付けします。シールドケースの両側も忘れずにハンダ付けします。これをしないと、挿抜時にプリントパターンに負担がかかって壊れます。あと、テスターを用いてショートと断線の確認も忘れずに。

07 高さおk
  ケミコンより背が低い。これで高さもOK。

09 確認
  試しに上カバーをします。ケースの加工も問題なし。

10 2個付け
  同様に、もう1ポートも。

11 完成
  完成です。

  このUSBハブは100円で、コネクタが1個50なので100円かかって、合計200円。同じUSBハブをもう1つ買って、そこからUSBコネクタを取り外してやれば、ケースの加工だけで済みます。しかも、この手法でも200円!w


nmi0066h at 17:12│Comments(0)TrackBack(0) 日々のできごと 

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